Tenaga Nasional Berhad, Copperleafによる 資産投資の計画・管理の本稼働を開始
ブリティッシュコロンビア州バンクーバー、2021年11月25日 —マレーシア半島全域で900万を超える顧客へ発電および送配電サービスを提供するテナガ・ナショナル(TNB)は、Copperleaf®意思決定分析ソリューションの本稼働を開始しました。Copperleafは、価値の最大化、リスクの低減、戦略目標の達成に向け、投資戦略の最適化を図るエンタープライズプラットフォームをTNBに提供します。
マレーシア半島およびサバ州のエネルギー委員会(Suruhanjaya Tenaga)に対する3年ごとの申請手続きにあたり、TNBのグリッド部門において資産投資の計画および管理(AIPM)プロセスを改善し、長期計画の策定能力を強化する必要がありました。この取り組みをサポートするため2021年初めに選ばれたのが、Copperleafのソリューションです。
TNBの最高グリッド責任者(Chief Grid Officer)であるDatuk Ir’ Husaini Husin氏は次のように述べています。「Copperleafのソリューションは、AIPMのベストプラクティスを活用し、当社グリッド部門の長期投資戦略策定をサポートしてくれるため、価値の最大化のみならずリスクをプロアクティブかつ体系的に管理することができます。CopperleafはTNBのAIPM機能を一段上のレベルに引き上げ、インセンティブ規制に最適なソリューションと言えます。」
Copperleafのアジア太平洋および日本地域担当マネージングダイレクター、Paul Sakrzewskiは次のように述べています。「TNBの信頼を獲得し、Copperleafのソリューションが選ばれました。資産管理においてこのような著名な企業とパートナーシップを組めたことは大変光栄なことです。当社のソフトウェアを活用することで、TNBは自社の投資ポートフォリオから最大の価値を引き出すことができるでしょう。両社のチームはリモート環境にもかかわらず見事に協力し、実装を成功に導きました。当社はコミュニティやお客様に対するTNBのコミットメントを引き続きサポートしてまいります。」
また、Copperleafのマレーシア担当カントリーマネージャー、Faridah Iskandarは次のように述べています。「Copperleafは、グリッド事業のポートフォリオ全体で価値およびリスク情報に基づいた投資意思決定を行えるようTNBをサポートし、リソースの最適な割り当て、戦略的優先順位に基づく意思決定を実現します。急速に進化するエネルギー業界およびエネルギー情勢を背景として、ステークホルダーや顧客に対し最大限の価値を提供するため、TNBと長期にわたってパートナーシップを築けることを期待しています。」
TNBについて
テナガ・ナショナル(TNB)(www.tnb.com.my)はマレーシア最大の電力会社です。英国、クウェート、トルコ、サウジアラビア、パキスタン、インドに拠点を有し、グローバルな事業を展開しています。2020年時点の再生可能エネルギー分野における発電資産は、マレーシアで2,732.3MW(大型水力発電の2,536.1MWを含む)、英国、トルコ、インドの3ヵ国では、太陽光、風力、水力発電資産を主力とした666MWを所有しています。
Copperleafについて
Copperleaf(TSX:CPLF)は、重要なインフラの管理を行っている企業向けに意思決定分析を提供しています。当社のエンタープライズ ソフトウェア ソリューションでは、運用データおよび財務データを活用し、最高のビジネス価値をもたらす投資判断を支援しています。思いやりのある人々によって形成された豊かな経験、特別な価値を提供する製品、そして未来永劫続くパートナーシップを提供する、という私たちのコミットメントが当社をユニークなものにしています。また当社はInstitute of Asset Managementの会員であり、ISO55000を含む資産管理標準の未来形成に積極的に参加しています。カナダのバンクーバーに本社を置く当社のソリューションは、世界中の地域のスタッフやパートナーによって拡大、支持されています。我々は、それと共に世界の価値の見方を変革していきます。
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